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これだけは言っておきますが

女子は「バロンドール」じゃなくて、従来通り「世界最優秀選手」。
金のボールを持っているのはメッシだけでしょう。

外見上、賞の境界は故意に曖昧にされているようだが、テキストには正直に書かれていた。

Lionel Messi
was awarded the FIFA Ballon d'Or Award and Homare Sawa was named FIFA Women's World Player of the Year for 2011.
参照: http://www.fifa.com/ballondor/playeroftheyear/index.html


新年の挨拶もせずに、すみません。
あけましておめでとうございます。
  


サッカー日本代表

実はこの記事はサッカー日本代表の敗退が決まった直後に書いたのだが、スペインの話などがあった為、公開するタイミングを逸してしまった。大会が終わった今、改めて。

まずはじめに言っておくが、僕は岡田監督が好きではない。
理由を挙げると長くなり過ぎるので、ずるいようだが省略する。
以上の前提の下に、サッカー日本代表について。
僕も多くの日本人がそうであるように、サッカー日本代表を愛している。
批判でなく提言が目的であるので、是非最後まで目を通して欲しい。

サッカー日本代表はW杯南アフリカ大会でベスト16という望外の結果を残し大会を去ることとなったが、大会直前(最中と言っても良い)に戦い方を変更した監督の判断を、「英断」と持ち上げる向きが多いことに驚く。

岡田監督が就任し、チームを作るために与えられた時間は2年余り。その就任当初より掲げていた自分たちがボールを支配するサッカー(正直に言えばその意気や良し、と思ったが)が通用する、しないを判断するための時間としては十分なものであったろう。
最終的に通用しない、という判断に至った訳だが、このタイミングが何と直前も直前、本大会前最後の試合、コートジボアール戦後!である。情報を全く耳に入れずに初戦を観たので、このチームに何が起きたのか、事態を飲み込むのにかなり時間が掛かった。
本田さんを最前中央に置く実質0トップ、という奇策については直前であればこそのアイディアだったにせよ、堅守速攻型への転換という、チームの方針を根底から覆すその「英断」を何故もっと早く下すことが出来なかったのか。

堅守速までに大きな問題はなく、やはり決定的に足りなかったのは攻の部分だ。これに関しては、監督も皆におまかせといった様子で、任された皆さんも言わばアドリブの掛け合いを披露したに過ぎず、有機的な繋がりの見えるプレーは皆無であった(この意味ではアルゼンチンも同様だが)。後日、個の力が不足していたと話した選手がいたが、だから、だからこそ「繋がり」が大事なのだ。
音楽に例えれば、名プレイヤーによる即興演奏の掛け合いも確かに魅力的だが、より日本代表に相応しいのは、綿密に練られたスコアを舐めるように正確にプレーし、予定された調和を奏でる交響楽団のようなスタイルであると考える。そして楽団にその「繋がり」を与えてやれる、作曲者かつ指揮者たる存在が、他でもない、監督なのである。

せめて韓国戦後に判断し(それでも十分に遅すぎるが)、根拠を伴った攻撃の形を生み出せていれば、それこそ仰る通りのベスト4も十分射程に入ったろうと思う(ベスト8の想定対戦相手08/10型スペインは、こういうチームと相性が悪い)。
余談だが、この「ベスト4」という目標設定にも、世論と逆の意味で非常に強い不快感を感じる。
現実的な目標設定などと聞こえの良い言い方をされるが、戦う前から4番手を目指す戦いなど無価値だ。優勝を目指さずにどうする。優勝を目指して、結果ベスト4に入れば良いではないか。
幸い本田さんが「やるからには優勝を目指す」と発言してくれたので、多少溜飲の下がる思いはした。しかし、この至極当たり前のはずである言葉を「ビッグマウス」と付して伝えてしまう、この国のフットボールを取り巻く環境が、まず変わらなければならないのではないかとも思う。

敗退の後、選手達は口を揃えてもう1試合したかったと話した。アドリブの掛け合いを重ねるうちに、あと少し、ほんの僅かなきっかけさえあれば大きな化学反応が起こせるに違いないという予感(選手によっては確信に近い実感だったかもしれない)があったからに他ならないだろう。
ただし、これは監督が与えた予感でなく、選手達自らが生み出したものであることも、加えて言っておこう。

しかし選手の皆さんは謙遜して力が足りないと言ってましたが、僕からしたら本当に皆さん大したものだと思います。特に松井さん。

最後に。
サッカーに限った話じゃありませんが特にサッカー。
○○ジャパン って言うの、もう止めましょう。
サッカー日本代表でいいじゃないですか。勿論もっと戻って全日本でもいいです。


JUGEMテーマ:ワールドカップ2010/南アフリカW杯 


強風、夜明けの決勝戦

決勝戦スペイン x オランダ。
まずスペイン代表には心から素直に、お祝いを述べたい。
が、
指折り数えたこの日、この試合、90分で決着が着かず延長戦に突入したのだが、その90分を見終えた時点で寝てしまった。何故なら見るに値しない酷い内容だったから。

世界最高の舞台で世界最高のフットボールを披露する機会に恵まれたスペイン。しかし、残念ながらその持てる力の欠片さえ発揮することができなかった。僕が散々素晴らしいと言い続けて来た、ボールをプレーするあの感じ、楽しさは、皆無だった。確実に今大会7試合で最も出来が悪かった。
決勝であるにも関わらず、個人的には今大会テレビで視聴したうち2番目に酷い内容の凡戦であった(※正直に言うが、1番は日本 x カメルーン戦だ)。
丁寧なボール扱いは鳴りを潜め、ボールを持っては失う、の繰り返し。出し手も受け手もとにかく雑なパス。その場凌ぎのプレーに終始する様子を見て、今まで彼らが積み重ねてきた時間は一体何であったのかと、猛烈な空しさが込み上げた。
疲労からか(この理由であるなら、ワールドカップはやはり出場国16チームにし、試合数を減らすべきと強く思う)、気負いからか、スペイン代表の出来が悪かったのは事実だが、この試合をブチ壊し、スペクタクルのスの字もない、世紀の大凡戦にしてしまった張本人は他にいる。確かにオランダのラフプレーは目に余るものがあったが、2010オランダは所詮こういうチームなので意に介さない。
それは他でもなく、全ての関係者(自分のようなテレビ視聴者を含めておそらく数億人だ)に対して敬意を欠く笛を吹きまくった主審のハワード・ウェブだ。

決勝は「ウェブでなければ誰でもいーや」と思っていたので完全に未チェックであった。ウェブであることは選手入場の先頭を歩くその姿を見て初めて知ったのだ。この人は、良くも悪くも主役に躍り出てしまう性質を持った主審なのである。なんとなくいやーな予感はしたのだが。
当日朝、この試合をTBSのアナウンサーが素晴らしい、凄い試合だった、と形容していたが、その見識を疑う(ある意味凄いのは凄いが)。
断言するが、素晴らしい試合とは、審判がその存在を感じさせない試合を言うのだ。
優れた主審とは、決して自身の存在を誇示することなく、最高の舞台に上がる最高の役者達の競演を(時に副審をも使って)巧妙に演出するものだ。ところが、この試合は「30秒に一回のハワード・ウェブ」であった。

ファイナルという大舞台で確実に試合をコントロールする目的でまず主導権を握りたかったのか、序盤からを強権的な力をチラつかせては、笛を吹きプレーを止め、また笛を吹いてはプレーを止め、一貫性を欠くジャッジで選手達を散々翻弄し、出さなくても良い所でカードを出し(ラモスが結果足を引っ掛けてしまったプレーなど)、出すべきところで出さず(デ・ヨンクの前蹴りが赤でないなら、何に赤を出すのだ?)、悪い意味で完全に試合を掌握してしまい、更なるラフプレーを煽ったのは確かだ。オランダ10、スペイン5(うち2枚は勘定に入れるべきでないが)の黄色である。余談だが、仮に全盛期のアントニオ・ロペス・ニエトがファイナルを吹く機会があったとしても、ここまではやらなかったろう。
後半終盤、プジョルさんがロッベンさんの独走を防ぐべく腰に手を回してすがったプレーは黄色で良かったが(大のスペインびいきの自分ですらそう思う)、あのタイミングで退場者を出すことで試合が壊れてしまうことに怖気づいたのか、なんと笛すら吹かなかった。挙句の果てに、猛然と抗議したロッベンに黄色を出す始末。案ずることなかれウェブ。この試合はとっくにブッ壊れていた。
結果、スペイン寄りのジャッジが成されてしまうこととなり、オランダびいきの人々が気の毒でならない。聞けば、決勝点に直結したプレーも直前の誤審が発端だと言う。正に、120分間のハワード・ウェブ劇場である。
この展開を以って、前述の通り90分でそれ以上見ることを諦めた。眠さが勝った。
その悔しさと言ったら、思わず「金返せ!」と言ってしまった程である(お金払ってないのに)。
およそ1時間の睡眠の後、テレビに映っていたのは、ブラッターにメダルを掛けられるスペイン代表の面々であった。

最後に驚いたことをひとつ。
選手、スタッフ全員揃っての記念撮影の後、一瞬しか映らずはっきりと確認できなかったのだが、おそらくプジョルさんとチャビ・エルナンデスさんか?カタルーニャ旗を持って走っている選手がいた。確かに、カタルーニャ選抜と言っても過言ではない陣容ではあったし、決勝点もセスクさんのアシストによるものだった。しかし、決勝のピッチにはカスティージャの子も、アンダルシアの子も、アストゥリアスの子も、バスクの子だって立っていたのだ。優勝までの長い道のりも彼らの存在あってこそ、乗り越えられたのだ。
だから、あのトロフィーは、皆の力で勝ち得た言わば民族融和の象徴のような存在になるのだろうな、と勝手に甘い想像をしていたのだが、やはり彼らはスペイン国民である前に、まずカタルーニャ人であるのだ。およそ日本人には理解の及ばない民族のアイデンテティーの強烈さを思い知らされた気がした。



JUGEMテーマ:ワールドカップ2010/南アフリカW杯


トロフィーを手にする資格

何度か書いたが、本大会が開幕した時点で、個人的に優勝に値すると思えたチームは、スペインとアルゼンチンだけであった。

優勝に値するチームの個人的定義は、以下のものである。
1). 圧倒的なカリスマが存在すること
2). 1 でなければ、圧倒的な強さを有すること
3). 1、2 でなければ、人々の記憶に残る特別な色彩を持った好チームであること

1) がアルゼンチン、2) が該当なし、3) がスペインである。
(ちなみにアルゼンチンのカリスマとは、言うまでもなく監督の方である。)
ヨハン・クライフは「ボールを走らせろ、ボールは汗をかかない。」という名言を残したが、現スペイン代表とは、それに「そして、ボールを愛そう」を付け加えたチームである。

パスサッカーパスサッカーと言われてもイマイチピンと来ない方のため、違う視点からポイントを説明しよう。

とにかく、ボールを殺さないのだ。
地味だが分かりやすい例を挙げれば、ゴールキーパーがボールを持ったあとのプレー。多くのチームでは、キーパーがそのまま敵陣に大きく蹴り込む。上がれ上がれというジェスチャーが付く場合もある。余りに”おなじみ”で、最早これが正解と言わんばかりの光景だが、そのボールは大抵相手方に渡ってしまう。当然そのボールに対して正面を向いている相手の方が有利だからだ。五分五分の競り合いに持っていければまだ良い方である。
一見無駄に見えるこのプレーにも意味はある。要するに、自ゴール近くにボールが存在すると失点する危険性が高まるため、ボールはなるべく相手ゴール付近に置いておきたい、という事なのだ。自陣最終ラインの選手にコロコロしたところを奪われ、素早く繋がれて即失点、というシーンを見たことがある人も多いのではないか。こういう危険があるからだ。自チームに利するところがあるとすれば、相手ゴール付近で万が一相手がミス(ヘディング空振りとか)してくれようものなら一気に得点機になり、ラッキー!程のものでしかない。

しかし、現スペイン代表GK、例えばカシージャスは、3回中2回程はコロコロか超早いコロコロである。マイボールをみすみす相手に渡すような無駄な行いはしないのだ。ロングボールも蹴るが、その場合は一か八かの放り込みでなく、目的目掛けてまっしぐらのパス、である。
そして、フィールドプレイヤーはその地点から丁寧にビルドアップを始めるのだ。素直に考えればこちらの方が本来なら普通であろう。また同じ理由から、何となくロングボールを蹴り込み、誰かなんとかしてくれ、的なプレーも皆無だ。自陣で敵からボールを奪った際、例え危険な局面であっても安全に外に蹴りだすこともほとんどない(これは良し悪しだが)。外に逃がせば相手ボールになってしまうからだ。実際に見てもらえれば良く分かるが、スペイン戦はスローインが非常に少ない。

しかしこれらはすべて、全ての選手に、オレは絶対にボールを失わないという自信と、その自信を裏付けるボールを扱う技術の高さがあって初めて可能な、現スペイン代表の特徴の一端が見えるプレーなのである。積極的にボールに触れることから逃げてしまう選手が一人でもいれば、すべてが成り立たなくなるのだ。

「ボール」を扱うことに徹底的にこだわったチーム。08〜10 型スペイン代表。
(※ちなみに過去のスペイン代表は、このような戦い方を全くしなかった。)
このスタイルは一朝一夕に真似できるものではない。スペインという国で育ち、フットボールの技術を培った人間(スペイン人、という人種は存在しない)にしか体現できないからだ。自ら手放すことさえしなければ、間違いなく今後数十年、彼らの専売特許となる。ナショナルチームでこのスタイルを確立したことは、正に革命的な出来事なのである。

そして何より、見る人を楽しませるチームなのである。


対して2010オランダは、応援している方には申し訳ないが、これといった特色がなく、1.5流感が否めない。タレント的には、ミーハー的要素を考慮してもスペインとほぼ同程度の陣容と思うが、やはりこのチームはコレ、という要素が見当たらず、従来型フットボールの延長線上に存在するチームでしかない。
ちなみに前述の個人的定義において、過去、オランダ代表が優勝に値する存在であったのは、74年、90年、02年の3回である(02 は優勝はおろか本大会出場すら叶わなかったが)。


100年後の人々に、「このチームはこうだったよな」と語られるであろうチームは、どちらか。
答えは明白だ。


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24番の男。5番の男。

今大会のスペイン代表は、そのスタイルも含めてほぼFCバルセロナといっても過言ではない。

事実、ドイツ戦のスタメンは半数以上がFCバルセロナの選手であった。
(プジョル、ピケ、ブスケツ、チャビ・エルナンデス、イニエスタ、ペドロ。しかも全員がカンテラーノだ。)
決勝はそのスペインとオランダというカードになったが、FCバルセロナとオランダとの繋がりは深い。古くはミケルスとクライフの時代まで遡る事になるが、今日はここ10年を振り返ろう。

ライカールト時代には大分薄くなったが、第1期〜第2期ファン・ハール時代には、ほぼアヤックス化、すなわちオランダ代表化していた時期があった。おかしな話である。
ざっとこんなところだが、イムノがそらで歌える者がいたかどうかは疑わしい(想像)。
・前世代
(クーマン)、コクー、ゼンデン、フランク・デ・ブール 、レイツィハー、クライフェルト、オフェルマルス、ダビッツ
・現役世代
ファン・ブロンクホルスト、ファン・ボメル

しかも、全く結果が出なかった。
クライフのエル・ドリームチームが終焉を迎え、現在の黄金時代へと至る、その過程の生みの苦しみである。先のドイツ戦メンバーでこのバルサの最も苦しかった時代を知っているのは、この頃デビューしたプジョル、チャビ、イニエスタの3人。イニエスタはファン・ハールラストイヤーのギリギリだが。

チャビ・エルナンデスさんはペップ2世として既に将来を嘱望されるエリート中のエリートであったが、デビューした頃のプジョルさんといえば(当時は24番を着けていた)、僕が言うのも何だが、体は小さく技術は平凡、スピードもないが特別瞬発力に優れている訳でもなく何だか垢抜けない、とにもかくにも「がむしゃらにボールを追う」だけが取り柄のサイドバックだった。逆サイドのセルジさん(無論、ブスケツでなくバルファンである)がタフ&スマートだったこともあり、正直、この人すぐ消えるかも…とも思ったが、その泥臭くも爽やかな必死さには確かに胸を打つものがあった。
そんな彼の10年以上経った現在のプレースタイルといえば、やはり「がむしゃらにボールを追う」なのである。名実ともにバルサの象徴、真のリーダーとなって久しい今、コーチングや仕切りの技術は洗練されただろうが、やはり根底にある泥臭さには全く変わりがない。体の衰えは顕著であるとはいえ、相も変わらずの爽やかさである。余談だが03/04ベルナベウでのクラシコで、ロベカルの超至近距離からの左足シュートを顔面でブロックしたときは、漫画か!と突っ込んでしまった。常人なら首の骨が折れていても不思議ではない。

さて、そのバルサ苦しみの時代のディフェンスリーダーであった、フランク・デ・ブール。
既にバリバリのセレブであった彼が当時のプジョルさんを見て、田舎臭いガキめ…と思っていたかどうかは定かでないが、自分が放出されることとなり、その5番を受け継いだプジョルさんが、この世界でここまで生き残ると想像しただろうか(僕はプジョルさんが5番を着けると聞いた時、しみじみと感激したことを覚えている。まだ第1カピタンではなかったが)。
そして、決勝戦のピッチで10年前と変わらぬプレースタイルで躍動するプジョルさんを、オランダ代表のベンチからどのような気持ちで眺めるのだろうか。
 

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変わるキャプテン像

期待通りドイツが敗れた。

敗因の一つとして(図らずも昨日書いた通りとなったが)、チーム内に、苦しい状況の中にあっても仲間を叱咤し、闘争心を鼓舞し続けるような者が存在しなかったことを挙げよう。
ドイツの選手たちにとってベスト4の戦いとは、「バラックさんいなくてよかったよな〜ほんと」から「バラックさんがいてくれたらな〜ほんと」に変わった瞬間であったに違いない(バスティだけは初めからそう思っていたと思うが)。

とここまで書いて気づいた。今大会は「強烈」なキャプテンが稀少だったと。
昔はキャプテンといえば、強烈な個性でもって時に強引にでもチームをグイグイ引っ張るような存在だった。主張が強くない選手であっても、その場合は大抵背中で語るタフな男、であった。
しかし今時のキャプテンには強烈なキャプテンシーでなく、丸く収める調停者としての能力が要求されているようだ。強烈さが若者に疎ましがられるのであろう。
いや違うか、そもそもそのような強烈な選手自体が激減しているのだ。
時代は変わった。

さてW杯といえば、やはり優勝セレモニーでキャプテンがトロフィーを掲げるシーンがハイライトだが、その候補者は残す所、ちっさいオジさん、ジオと、一流の人類顔(ややオーラは翳ったが)、サン・イケル。
どちらが優れたキャプテンであるかは分からないが、残念ながらどちらも消去法的なキャプテンと言わざるを得ない(オランダはファンボメルが強烈すぎて調停者ジオ。スペインはプジョルで良いのだがカタランでは代表としてはカドが立つのかもしれないと想像)。セレモニーの画的にどちらが良いかで言えば、無論、後者であるが。

自分的に優勝する資格のある唯一のチームとなったスペイン。
セナの落ち着かせ、が非常に印象的だった08型からここまで1試合も見ていなかったので、正直どうかと疑っていたセナ抜けのドブレ・チャビエルも非常に好印象だった。
毎回薄氷を踏むような思いで辛くも勝利。3試合続けてのウノ・セロは苦しかったが、最大の壁ドイツを超えた。2010オランダは非常に相性が良さそうなので、ゴールショウを期待しよう。


JUGEMテーマ:ワールドカップ2010/南アフリカW杯


準決勝前夜

具合が悪いんで録画して寝ます。いよいよ、 スペイン対ドイツ。

ちなみに自分は、今大会で優勝する資格を有するのはスペイン、アルゼンチンの2チームだけと思っています(後者は消えましたが)。

ドイツがトーナメントチームというのは知られたことだが、やはりその通りで実に恐ろしい。
特に守備ブロックの振る舞いが素晴らしい。岡田監督が名将と呼ばれることが許されるなら、ヨアヒム・レーブなど最早神の如きお人であろう。

このチームの躍進を支えているものは何か。
思うにバラックの離脱がプラスに働いたのではないか。
まず小さなキャプテン、ラームの存在がチームの雰囲気を良くしているであろうことは想像に難くない。
加えて、ミュラーが伸び伸びと力を発揮できる環境が整っているであろう事も想像できる。
つまり、彼が普段身近に接する機会の全くないドイツサッカー界大物中の大物であるあのバラックさんが、ロッカルームで気合を入れ、ピッチで気合を入れ、ベンチで睨みを利かせ、ときては、ミュラーのようなぽっと出のあんちゃんなど萎縮してしまって力を発揮できなかったのではないかということだ(想像)。※バラックさんといえば、アルゼンチン戦をVIP席的なところで観戦してましたが、その大物っ振りは既に隣のビアホフさんを凌ぐものがありました。
しかし僕は前述の通りスペインに決勝に進んでもらわないと困るので、終盤で1点ビハインドのような苦しい状態のドイツが、バラックさん不在が響き破れる、というストーリーを期待している。

余談だが、ミュラーのゴール後の喜びの表現の洗練されていない様など逆に新鮮だ。言ったら、
新兵ミュラー「か、監督!み、見ましたか!?今俺の撃った弾丸が命中しました!1人殺ってやりましたぜ!ヒヒヒ!」のような感じか。違うか。違うな。
バラック隊長はその間、眉一つ動かさずに相手を始末しているのだが。


次いで本題の2008/2010型スペイン。
プロレス好きの友人に説明する際に考えた比喩だが、このチームは、総合格闘技のリングにルチャ・リブレで挑むに等しい、ナショナルチーム史上唯一無二の、個人的には最高のチームである。
※これが漫画ならキャラ的にはあってもいいが、完全にザコ敵扱いであろう。

正にボールでプレーする、様は見事としか言いようがない。その上、強かった。
お披露目から2年以上経ってしまった本大会では、残念ながら強いチームと言い切ることは出来なくなってしまったが、十分に人を(サッカーを知らない人をも)楽しませてくれるチームであることに変わりはない。
予選は全く見られなかったので久々にその姿を見たが、残念ながらカプテビラの浮き感が全く解消されていないことにやや驚く。スイス戦前半などはいい感じで絡めてたが、それから色々あったのかポルトガル戦など90分通して完全にシカトされていたようにも見えた。デルオルノが順当に成長して行ってくれていればこの問題もなかったろうにと、返す返すも残念。

EURO2008ではやや危うくはあったが、今準決勝と同カードのドイツ戦に勝利し、見事ヨーロッパチャンピオンとなった。しかし、どうひいき目に見ても今のドイツには分が悪い。正直言って、遠目からの無理めなシュートが入ってくれる位しか勝機を感じられないなぁ。

ある意味スタイルが確立されすぎているので、自分がデルボスケであっても、とりあえずドブレ・チャビに、あまり前掛かりになりすぎないようバランスにくれぐれも気をつけてね、位しか言いようがない。いずれにしろいつものように攻め続けるしかないのだから。
しかし敵陣で散々ボール遊びをさせられ、フィールドプレイヤーが一人(ヘタするとゼロ)の自陣に一撃必殺のカウンターを喰らって、また喰らって、という様子がありありと浮かんでしまう。

いかんいかん、優勝してサッカーの教科書に載るのは、革命戦士スペインなのだから。
 

JUGEMテーマ:ワールドカップ2010/南アフリカW杯


ガンバを非難してはいけない

12/27(土)、ライブです。晴れのようで良かったです!
アルバムは3月下旬発売予定ということで進んでいますので、ブログは書いてませんが、こちらは進んでいますので、ご安心ください。

突然全然関係ないのですが、Yahoo!ニュース意識調査
 クラブW杯「ガンバvs.マンU」ガンバの戦いぶりは何点?
を、チラ見しました。

ほとんどの方が7〜10点という高ポイントをつける中、0点とかの方も結構います。
詳細を読むとよく分かりますが、やはり「自分はサッカーを良く知っている」と匂わせている方の方が低評価のようです。自分なりの反論を加えた上で、独断と偏見を持って意見します。

反論.罐淵ぅ謄奪匹手加減を加えたという話について
「MUtdは○割の力しか出していなかった」「誰が見ても手を抜いていた」「消耗や怪我のリスクを最小限に抑えようとしていた」「本来なら8点はとれた」等等・・・
という意見が多数目に付きました。これらの意見の持ち主がMUtdの公式戦を年間何試合見ているのか疑問です。○割という客観的な数字を持ち出した根拠も全く分かりません。
むしろ、CWCに出場するということ(ヨーロッパチャンピオンになるということ)がどれほど困難なことであるかを理解して見ている人にとっては、CWCで手を抜くチームなど存在しない、という方が一般的かつ合理的な考え方です。何度も対戦経験がある相手ならまだしも、全く未知の相手、しかもノックアウト方式の重要なコンペティションでの対戦で、手加減を加える理由は全く思い当たりません。名門と呼ばれるチームなら尚更です。
意地悪に言うなら「それほど実力差があって消耗を最小限に抑えたいのなら、相手は引いてないんですからさっさと8点とってあとは流せば良かったじゃないですか」となります。

本気でないように見えたのであれば、それは本気でないからではなく、それこそ「誰が見ても」単純にコンディションの問題ではないでしょうか。後半失点を重ねたのも、集中を欠いたから(この部分を手抜きと見られないこともないですが・・・)だけでしょう。時差もあるしスケジュール的にもそらしんどいですよ。


反論⊂’圓砲海世錣譴箸いο辰砲弔い
「健闘したしないではなく、結果敗れたのだから意味が無い(プロなのだから)」という意見も多いようです。
そもそもCWCでアジアチャンピオンが優勝したとして、そのチーム世界最強と名乗る資格がありますか?僕は絶対無いと断言します。はっきり言ってヨーロッパ王者と南米王者以外にインターコンチネンタルカップを掲げる資格は無いと思います。幸い過去大会もそのような結果になってくれて安堵しています・・・。
ヨーロッパ、南米以外の出場チームは「トヨタカップという祭りに参加させてもらっているだけ」という大前提を忘れて勝敗云々を話しても意味が無いのではないかと思います。
「プロなのだから」という意見も、例えば万博の年間シートを買ってるサポーターが、国内かAFCの試合について言うなら理解できますが、FIFA主催は全く関係のない人が口出しできる範疇を超えています。いいんですよ祭りなんですから。

■まとめ
ガンバについては、正直言って驚きました。自分は全くJリーグは見ないのですが、こういうチームがあるのだなという新鮮な驚き、です。01/02のアーセナルのような振る舞いを目指しているんだろうなぁという感触が伝わりました。

僕の最も嫌いな日本人選手の好んで使う言葉に「自分たちのサッカー」というのがあるのですが(何が「自分たちのサッカー」なのか理解して言っているのか疑問な為)、きわめて珍しい例ですが、今回のガンバについては正に「自分たちのサッカー」が存在していたように思えました。

得点とか失点とかはどうでもいいです。
最も目を引いたのはやはり、非生産的、消極的、雑なプレーがほぼ皆無であったこと。
ワンプレーの結果でなく、あくまでその時の(持っていたであろう)気持ちの話です。その場しのぎや逃げのプレー選択もほとんど無かった。

出し手も受け手もよく動いて全員が「前へ」という明確な意図を持って配球している様がとても好印象でした。(これがシステマチックに連動した組織の動きではなく、個人個人の思いつきで構成されている所が、一向に埋まらない一流との「差」なんでしょうが・・・)

プレースピードの遅さが致命的で、残念ながら01/02アーセナルという訳にはいきませんでしたが、一人一人のボールスキルの高さもあって、むしろリーガのチームのような雰囲気でしたね。ガンバが継続的にこの力を発揮できるチームなのか知りませんが、出来るのであればセグンダで上位争い出来る力はあるんじゃないかと思いますよ。


■結論
クラブW杯「ガンバvs.マンU」ガンバの戦いぶりは何点?
9点

「サッカーあまり見ませんが・・・」とか「とにかくおもしろかった!」という人の意見の方が、先入観がない分真実に近いかもしれません。


EURO2008 終わりました。

JUGEMテーマ:スポーツ


EURO2008 終わりました。
終わってみればスペイン全勝優勝。
前回大会とは全く対照的な(喜ばしい)結果に終わったことに満足しているはずなのですが、なぜか盛り上がりに欠ける・・。
まあ前回のギリシャには色々な意味でひどくガッカリさせられたっけ、
と4年前を思い出します。逆に言えば、それだけ2004 は熱い大会だったなぁと。

■今大会の印象に残ったところ
・決勝T1回戦 スペイン x イタリア
「現役最高のGK は誰?」という終わりのない論争に、図らずも一つの解答を出してしまった試合。今大会ベストバウトかなぁ。しかしカシージャスは一流の人類といった顔つきをしてますね。ちなみに自分はカニサレスが好きですが。

・準決勝 スペイン x ロシア
ベスト4でここまで力の差があったらいかんよと誰もが突っ込みたくなったろう内容。「絶対自分たちの方が上」と思ってる時のスペインは強い。

ロシアの話をすれば、(ヒディンクのチームではありえないけれど)完全に引いて戦う以外に勝機はなかったかもしれない。真っ向勝負で完敗。実際ロシアは本戦出場も棚ボタだし、たまたまオランダ戦だけ爆発しちゃった雰囲気があるなぁ。

スペインの話。大会通してだけどカプテビラの浮いた感、空回り感が気になった。他とは世代が違うし、デポル時代の同胞も召集なしだしなぁ。話変わりますがトリスタン、バレロン、ルケ、ビクトル、セルヒオ、マウロ、ドナト、ナイベトとか懐かしい。あとジャウミーニャ。イルレタゴジェナのデポルと倉敷さんの実況。あとTBSはなぜカプテビラの vila (villa ではない)をあえてビジャというのか。スペインの各地方の発音に精通してる人がいれば(いないか)一度聞いてみたい。


・決勝 スペイン x ドイツ
まず開始10分頃までのスペインの慌てっぷりに見ているこっちが慌てた。地に足が着いてない感じが伝わってきてもうハラハラしましたよ。
この試合はプジョルの衰えが顕著に見られたことが寂しかったなぁ・・。
思えば今のプジョルとあのマルチェナのコンビでよく持ったもんだ。積極的に守ってたら優勝はなかったでしょう。最終ラインは基本リトリートして、セナのラインできっちり遅らせて対応するディフェンスが相手を選ばず奏功したのが大会通してラッキーだったというか、まあセナが効きましたねー。
そうなると間接的にアルベルダをメンバー落ちさせた、昨シーズンのクーマンとバレンシアの問題も運命的に感じます。何がどこでどう繋がるか分からないものですわ。


名選手、名監督にあらず?

「名選手、名監督にあらず」という言い回しがありますね。
具体的な話に使うのでなく、単純に「上手な人は教えるのが下手」という事の比喩的な表現として使うなら分かるのですが、スポーツの世界では実在の人物に対してこの言葉が使われる場面をしばしば目にします。フットボールの世界においても例外ではありませんが、実際そうなんでしょうか?勝手に検証します。
※割と近い時代からの適当な思いつき順です。
なにもかも順不同、かつ個人的な意見ですのであしからずご了承ください。

■名選手で名監督
ヨハン・クライフ / フランツ・ベッケンバウアー /
ベルント・シュスター / ラモン・ディアス / エメルソン・レオン /
■名選手だが今のところ保留
フランク・ライカールト / マルコ・ファンバステン / ロナルド・クーマン
ユルゲン・クリンスマン / ルディ・フェラー / ロベルト・マンチーニ /
ロベルト・ファルカン / ジーコ / トニーニョ・セレーゾ /
■名選手、名監督にあらず
フリスト・ストイチコフ / ローター・マテウス /
ゲオルグ・ハジ / ルート・フリット /

うーん、どうなんでしょうね。保留組を下に入れたら、まさに言い得ていることになりそうですが。
それか、「名選手、必ずしも名監督にあらず」だったら理解できますね。
というか、今書いてみて気付いてしまいました。
そもそもそういう意味か(汗)失礼しました。納得。



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